新刊:『アフリカ四半世紀…』=写真・中野智明、編著・沢井俊光、金子大
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抜粋ですが。
【目次】
1(民族・ドゴンの集落ーマリ
砂漠・サン人に聞く民話ーボツワナ
宗教・人は死して美しくーマダガルカル
密林・ゴリラの森ーカメルーン
動物・ライオンを狩るーケニア)
2(飢餓・虚空見上げる子どもたちーニジェール
病・目に光よ戻れーザンビア
虐殺・汝の隣人を殺せールワンダ
貧困・採掘場の児童奴隷ーナイジェリア
中野智明の仕事)
3(奴隷・積み出しの港でーセネガル
内戦・忘れられた難民ースーダン
和解・すべてを許すーシエラレオネ)
4(人種の壁・国籍は黒人だけーリベリア
自由・動き出した巨象ー南アフリカ
隔離・海に浮かぶ監獄島ー南アフリカ)
ケニア・ナイロビを拠点に25年間にわたってアフリカを撮り続けるフォトジャーナリストの写真76点を収めた。ルワンダの大虐殺、ソマリアの内戦、スーダン・ダルフール地方の紛争……。絶え間ない争いの現場に足を運び、家を失ってさまよう子供や女性の姿をファインダー越しに見つめてきた。
食肉用のゴリラや猿の密猟、採掘場での児童労働。現場の写真と、同行した共同通信社特派員のルポが暗部をえぐる。
アフリカ発のニュースは内戦や暴動による混乱を伝える内容が大半だ。「実像を伝え得ているか」と自問自答するジャーナリストがカメラを向けたのは、豊かな大地の下、伝統的な習慣や行事を守る人々。その生き生きとした表情が印象的だ
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アフリカはまだまだこのようなダークな部分がある。
その部分にフォーカスをあてた一冊です。
ダークな部分は話題性と衝撃性があるから取りあげられやすい。
悪い噂はよく広まるのと一緒です。
暗い部分があるからこそ明るい部分が浮き出ると私は思います。
現実を見てへこむのではなく、
明日戦う力にしたいと私は思います。