Zipline社がタンザニア政府と提携しドローンを利用した医療輸送サービスを開始
昨年、Zipline社はルワンダでの医療輸送サービスを開始し、メディアでも取り上げられていましたが、同社は今年に入って、タンザニア政府とも同等の契約を結んだと発表。
アフリカでは医療問題は深刻な問題ではあるが、まだ輸送網などのインフラが整っていない地域や辺鄙な地域に関しては優先順位が下げられているのが現状だ。
そういった課題に取り組んでいるのがZipline社で、隔離されている場所やインフラが届かない場所でも高率的に緊急物資を輸送できるようにドローンを用いて輸送を可能にしている。
まずは試験的に10か所で実施し、結果次第では全国展開も考えているとタンザニア政府関係者は語る。
同プロジェクトは2018年度に実施を開始するそうだ。
インフラ整備は政府の課題ではあるが、課題が多いアフリカの政府は現状の課題を解決してくれそうな新しいテクノロジーに対してオープンな思考を持っているといえるだろう。
日本企業も課題を解決できそうな分野でどんどん進出するチャンスはあると思う。
(zipline社のルワンダでの導入例fromBBCnews)
参考リンク
Zipline社HP