EASP:週末はネットワーキング ~アフリカのビジネス的週末の過ごし方~
仕事はいくらでもあるEASPですが、
さすがに週末までカリカリと仕事をしているわけではなく
それなりにリラックスした時間を過ごします。
(最近よく見かける日産車。これはセレナです。)
ただ、
「リラックス」しながら何かをしないと落ち着かない日本人性分ですので、(←かなり矛盾・・・)
週末は週末で大事なお仕事をしています。
それはズバリ、
「ネットワーク作り」つまり「ネットワーキング」をします。
【ネットワーキングとは(以下抜粋)】
ネットワークを形成する、という意味の英単語。複数の何かを相互に繋いで、情報などが流通する網目状の経路を形成することを意味する。また、人同士や団体同士の繋がりを形成するという意味で用いられることも多い。
要は「人と交流する」ということです。
アフリカで仕事をしていると、どうしてもいろいろな分野の人と知り合いになり仕事をしていかないと、
不便でなりません。
というのも、
日本と違って便利なサービスが少ないからっていうのが一番の理由です。
日本でしたら、
「明日地方の○○に車を陸送したい」と思ったら、
インターネットで調べるとすぐに陸送会社が何社も検索にひっかかり、
その場でコストも計算できたりします。メールで問い合わせても対応が早いです。
(道端の小さい小屋は警察の小屋。ここで待機してます。今日は無人)
しかし、
アフリカではそうはいきません。
まず、その地方に強い陸送会社を探して、(←この時点で大変なときは本当に大変です。)
そしてできれば3社ほどの見積もりをもらって検討しないといけません。
(知らないと高値の料金を提示してくるから、弊社では勉強がてら3社以上の価格を調べます。)
その後、
一番納得のいく価格を提示した会社と交渉をし、
確実に届くかどうかを見極め、お願いする形になります。
簡単に説明したので、簡単に聞こえますが、
このプロセスで数日から数週間かかったりします。
まともにビジネスしている場合はやってられません。
この時間的ロス(結果として金銭的ロス)を軽減するためには
あらかじめ陸送会社の社長なり、社員なりを個人的な付き合いをしていることが重要です。
ただ、
彼らも平日は仕事をしてるので、なかなか会えません。
そこで、
週末を有効活用するのです。
(今日もバーでタンザニアの保険会社の社長さんとまったりしてます。)
アフリカではネットワークだけでビジネスが成り立ったりするので、
「ネットワーキング」を行うことはビジネス成功にはとても重要です。