East Africa Sales Promotion

アフリカでのビジネスシーンの出来事、生活の様子などを記事にしています。

EASP地方出張:ムトゥワラ編

今回、ムトゥワラというダルエスサラームから南に位置する地方の街に

中古車販売強化の為の出張に行ってきました。

ムトゥワラは、カシューナッツで有名な地域です。 

ちょうどこれから(10月~12月)にかけて収穫時期となり繁忙期となります。

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(道端でトラックの整備をしている光景)

カシューナッツ以外には特にこれといった産業はなく、今まであまり注目されてきませんでした。

しかし、去年ムトゥワラで天然ガスが発見され、アメリカ系やヨーロッパ系の外資が入り、

突然注目され始めました。

今回はそんなムトゥワラに目を向けて、更なる顧客発掘の為に出向きました。

ダルエスサラームから10時間バスで移動して、

バスターミナルに着いたとき初めて思ったことは、

”何もない”

です。

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(商店や市場の前にはこうやって運搬用のトラックや荷台付きバイクが待機してる)

更にバスターミナルから少し離れると、ホントになにもなく畑とジャングルのような森林地帯でした。

それでも、もちろん車は走っています。 ランクル、RAV4などのSUV系が一番多く、

その他カリーナやチェイサーなどセダン系がもありました。

ムトゥワラでは、インターネットを使用できる人が少なく、

車を購入する時はダルエスサラームのショールームまで足を運び、

そこで車を購入します。

(ちなみにダルエスサラームからムトゥワラまで、高速バスで片道10時間程です。)

そういった現状の中、EASPとしては広告を通じてアピールしてきた結果、

お客さんの生の声を沢山聞くとこが出来ました。

まず、圧倒的に車に関する情報がなく、相場も分からない為、

間違ってドバイで使われた中古車を買ってしまったり、

相場よりも高い値段で購入してしまうといった状況がみえてきました。

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(ムトゥワラから村々への交通手段はこのハイエース。日本車は頑丈です!)

その為、ちゃんとした日本で使われた中古車で、

相場と同じか安い価格の車輌ということでEASPに問い合わせをするお客さん達が増えています。

そして今回ムトゥワラで沢山のお客さん達と会うことが出来ました。

今回の出張を通じて思ったことは、

インターネットが出来ない地方の人達に広告や様々な手段を通じて中古車の情報を伝達し、

日本車を販売する為の強固な販売のネットーワークを強化して行きたいと思いました。