アフリカ人にとっての中古車とは
中古車を買いたいと言ってくるお客様は、
どのような車種がほしいかを、私たちに伝えます。
そして、本気で買いたいと考えているお客様は、
色や年式や、その他条件をある程度考えて、私たちに伝えてきます。
もし、お客様の方であまりしっかりとしたイメージがなければ、
こちらから質問をして、車種や条件を絞っていきます。
そこで、意外と発見が多いのが、用途に対する質問です。
同じ車種を希望するお客様がいた時、
車種によっては用途が何種類もあるものがあります。
例えば、自分が乗る乗用車なのか、人に運転させて、お金を儲ける商用車にするのか、それとも転売するのか。
(軽トラは、荷物だけでなく、人も運ぶ乗り物です。)
乗用車の場合、自分の通勤の車するのか、奥さんの買い物用の車にするのか、家族でのレジャーに使うのか。
商用車の場合、運ぶのは人か、モノか。
人の場合、どの地方で使うのか(地域によって、バスのルールが違う場合がある)、
どのような道路条件で使うのか、一日の走行距離はどれくらいか。
モノの場合、市場の周りだけの近距離だけなのか、長距離も運ぶのか。
重量物も運ぶのか、etc.
もちろんここで挙げたのは用途の一例であり、他にもさまざまな条件があります。
当然車それぞれには特徴があり、適した用途があります。
(市民の足、ダラダラ(バス)ラッシュアワーは、乗り込むのにみんな必死です。)
例えば、流行に乗った車種がほしい、と言っても、
その方の用途に合わない車種なら、別の車をおススメします。
このように、お客様の使用状況を想像して、
それに合った車を提案する、というのも、
販売する側の責任ではないのかなと思います。