時間の長さの感覚
アフリカでビジネスをしていると、
夕方前になって、「もう夕方!?」と思うことがあります。
1日が30時間くらいあってくれたら、と思うこともあります。
アフリカ人は時間を守らない、とは、
みなさん、聞いたことは一度はあるのではないでしょうか。
確かに、時間にルーズな傾向にあります。
だからといって、私たち日本人もそれに合わせてしまうと、
すごく時間を無駄に過ごしてしまいます。
(夕日で紫に染まるカリアコー地区。また一日が終わると焦りながらも、幻想的だったので、撮影)
しかし、どうしても、その人が来てくれないと次に進まないということもあります。
そこで、大事なのは諦めです。
遅れるのに慣れているということは、
逆に言うと、待つことに慣れているということです。
時間になっても来なければ、次の予定を進めて、
その人が来た時に、待ってもらって、手が空いた時に相手をする、
という判断をするときもあるくらいです。
ただ、よく、自分がもうひとりいてくれたら、と妄想してしまいます。
妄想している暇があれば、時間を有効に活用する方法を考えないといけないのですが・・・
例えば、重要なアポは、1週間前に確認、前日に確認、当日朝に確認、予定時刻の1時間前に確認、と確認をするなどです。
(この一杯のために、今日もがんばれます。)
私たちと彼らの時間の感覚が違うので、
その違いを考えた上で、アポだけでなく、商売の流れ、スパンもしっかり考えなければ、彼らの時間の流れに飲まれてしまうので、要注意です。