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ダルエスサラーム国際見本市⑤ ~オバマショック~

ダルエスサラーム国際見本市(通称サバサバ)が6月28日~7月8日に開催されました。

そんなサバサバのまっただ中の7月2日、オバマ大統領がタンザニアを訪問されました。

といってもサバサバへの訪問が目的ではありません。

それならあまり関係ないかというと、、、

それが大変関係しておりました。

まず1つ目にホテル。

オバマ大統領が来る影響でダルエスサラームのホテルは満室に。

新聞にも取り上げられるほどでした。

今回日本から来られる方々のホテルを予約しに回っていたのですが、

どこも7月頭はだめだという回答ばかり。

街中のそれなりホテルはかなり歩き回りました。

おかげ様でだいぶダルエスダラームのホテルに詳しくなりました。

ちなみにホテルの予約は基本直接ホテルで行っています。

インターネットからの予約システムもあるのですが、

簡単にダブルブッキングされたり、ちゃんと予約が出来ていないケースもあるので。

そして2つ目にサバサバへの来場者の減少。

当日はオバマ大統領見たさに空港から市内へ延びる道路には人であふれかえっていました。

報道機関もオバマ大統領一色。

国民はおそらくサバサバの事は頭から消え、オバマ大統領に熱狂していた2日間。

他の日よりも来場者が少ないと感じたのは気のせいではないはずです。

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(街中のオバマポスター)

最後が一番の大影響。

なんとオバマ大統領がタンザニアに到着した前後約2時間ほど、

空港から市内への道が封鎖されてしまいました。

タンザニアではよく主要の政府関係者の車が通る時は警察が一般車を止め、政府関係者を優先させる事は突発的によくあります。

しかしこの日は完全封鎖。

バイクもいっさい走れないように、完全にシャットアウトされていました。

そんな中、私の任務はオバマ大統領とちょうど同じ頃に空港に着く日本からのお客様の出迎え。

私に残された手段は1つでした。

最寄りのポイントから約1時間、

炎天下の中、走って空港へ。

これほどまでにオバマ大統領から影響を受けたのは初めての経験でした。

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(町中が歓迎モードに)

これもタンザニアならではの影響の受け方だったのでしょう。

偉い人が来る時には注意が必要ですね。

ちなみにこの日は一般人の私用の車は市内立ち入り禁止になっていたそうです。