East Africa Sales Promotion

アフリカでのビジネスシーンの出来事、生活の様子などを記事にしています。

これまでの気付き~情報共有の大切さ~

こんにちは。岡遼平です。

前回の記事から大分時間が経ってしまいしたが続きです。

僕にとっての一番の収穫は、ここからでした。そう、この時までお互いの事を全く把握できていなかったために互いの報告漏れ等が多かった現地社員のカオル君(現地社員)との関係性の変化です 。

この日を境に連絡を密に取るようになり、今日どの業務を遂行し、何か不都合が起きた時もその日の内に電話だけでなくSMSで報告する、というように、チームビルディングにおいての基本ともいえる報連相が少しずつとれるようになってきています。

そのため集金業務における漏れも格段に減ってきました。情報の共有は、一見当たり前の感覚として日本の社会人の中に染み付いている感覚かもしれませんが、ここアフリカでは必ずしもそうとは限らないと、これまでの生活で感じています。

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(写真は全く関係ないですが、毎週行われてる野球の練習風景)

僕の一方的な思い違いではなければいいのですが、彼が僕にそれなりの信頼を置いてくれるようになりましたし、僕も彼の事を信頼して仕事を任す事が出来るようになっています。弱みって実は武器にも成り得るのではないかと今では考えるようになりました。もちろん、まだまだお互いに改善点は多々あるのですが・・・

最後におさらいとして、ここまでの出来事で学んだ事は大きく二点。

・不足の事態が起きた時、いかに“臨機応変に立ち回れるか”

今回はカオル君がいたからこそなんとかなりましたが、常に不測の事態が起こりうる事を想定し、もしその事態が起きたとしても速やかに対処できるようあらゆる策を張り巡らせておく事が必要だと感じました。

・情報を共有することの大切さ

この事は現地社員とだけではなく、僕達日本人スタッフの中でももちろん大切な事であり常に意識するようにしていますが、現地社員とは言語の違いから起きる誤解も起こり得るため、更に意識して密に連絡を取り合っていきたいです。

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(僕もたまに参加しています。)

これら二点が、タンザニアに来てから一週間で最も身にしみて感じた事であり、同時にまだまだ至らない所の多い自分の中での今後の課題ともなりました。

P.S. ミーティング終了後、相手方の一人に連絡先を渡されたのですが、それがなんとメールアドレスでも携帯番号でもなく住所のみ・・・この場合DM(ダイレクトメール)での販促効果は物凄く高そうです。これこそリアルなアフリカの現実なんだなと、ほんの少しアフリカの現実を感じ取る事が出来た気がします。