タンザニア人は知ったかぶりが多い!?
タンザニアも2月に入り12月、1月と比べて少し涼しくなってきました。
最近、日本企業からの依頼で、タンザニアのマーケット調査することが増えています。
現地人に調査の為、アドバイスを求めることが多くありますが、その中で、注意しなければ行けないことが二つあります。
一つ目は聞き方。
例えば、税制のことや、店舗がどのように収益を上げているかなど数字に関して調査する際、口頭だけでなく紙に数字等を用いて具体的に聞かなければなりません。
というのも、よくわからないことが何かあると適当なことを言ってごまかしたりし、「分からない」とは素直に言ってくれません。また、何をいっているのかがちゃんと伝わってない可能性もあります。(これは、他の途上国にも言えることだと思いますが・・・)
二つ目は2、3回同じことを復唱すること
="225" />(よく行く家電屋のおじさんの交渉の様子)
先日の出来事です。
A点からB点まで〇〇を××を使って運んだ際の料金を調べてくれ。」と、運送担当の現地人スタッフに調査を頼みました。
数時間後、そのスタッフから
ス「A点からB点までは++だよ。」
私「A点からB点まで〇〇を××を使って運んだ際、++なんだね?」
ス「・・・・そうです。」
私「もう一度聞くけど、A点からB点まで〇〇を××を使って運んだ際、++なんだね?」
ス「・・・・ちょっと待ってくれ、また確認してみる。」
それから、数分後そのスタッフから、A点からB点まで〇〇を××を使って運んだ際、□□だと返答がありました。
特に、細かい指示を出して、それに対しやや適当な答えが返ってきた場合、当初指示をだした内容を2、3回復唱し確認する作業が正確な情報を得る為にもとても大事です。
(先日街中で見かけた「アサンテ(=ありがとう)ジャパン」ってプリントされてたキャリー。写真写撮ったらおじさんに猛烈怒られた・・)
途上国はどこもそうだと思いますが、タンザニアでは、あるマーケットを調査する場合、日本のように正確な情報や数字がなかなか出てこないケースがほとんどで、その都度その都度、何が正しく、何が間違っているのか肌で感じ取っていかなければなりません。その為にも聞き方や、同じことを復唱することで、より正確にマーケットを把握出来るようにしていければと思います。