East Africa Sales Promotion

アフリカでのビジネスシーンの出来事、生活の様子などを記事にしています。

街中で大活躍!!運び屋達

私が住んでいる所は、ダルエスサラームにある「カリアコーマーケット」と呼ばれる、街の中心地のような所です。

だいたい10:00~18:00くらいまで人、人、そして人。一言で言うと”カオス”です。

そんな中、様々な商品を運ぶ為、朝から晩まで目まぐるしく働く通称”運び屋”達がいます。

今回はそんな運び屋達を紹介したいと思います。

まず、昔からよく使われている”リアカー”です。リアカーのほとんどが現地で作られており、リアカーのタイヤは重量によって自転車のタイヤや、自動車のスペアタイヤだったりします。

また、基本的に短距離用です。

アフリカビジネス20130320005

(写真①)

写真①は何も積まれていませんが、ほとんどはこれでもかというくらい、めいいっぱい積み込まれています。

車で街中を走っているとすごく邪魔ですが・・・

アフリカビジネス20130320006

(写真②)

次に登場するのは、”三輪バイク”です。写真②にもあるように、バイクの後ろに荷台をつけたモノになります。

ほとんどが中国ブランドのもので、主に中、短距離用に使われます。

後ろにコーラのビンなどを積んで街中を走っている所をよく見かけます。

実は、この三輪バイクは2年前くらいまで中距離用の”運び屋”市場を斡旋していたのですが、次に紹介する”スズキ キャリー”の登場と共にだんだんと衰退していきました。

今では見かけるのが珍しいくらいです。

アフリカビジネス20130320007

(写真③)

最後に登場するのは、先ほど紹介した写真③の”スズキ キャリー”です。 これは一年半前くらいから徐々に増えてき、燃費もよく、丈夫でたくさん積める、という口コミが広がり、ある時季になって爆発的に中距離用の市場に出回りました。

いまでは、街中に出れば必ず2,3台以上は見かけるようになりました。 

また、これまたリアカーの時と同じく、運賃がもったいないからと言ってとにかくめいいっぱい積み込みます。

(時にはあきらかに、積載量以上積み込んで走っているキャリーを見かけますが・・・)

そんな、”運び屋”達が今日も動きだします。