「タンザニア人の生命力 ~タンザニアで僕が病気にかかった話~」
今回は今までとは、ちょっと違ったことを書きます。
実は・・・ 僕、先週とある食中毒でか何かで(?)3日間くらいタンザニアの病院で入院しておりました。
嘔吐と下痢がひどく、夜になると40度くらいの熱にうなされ、これはマラリアではないのか?と何ども疑いましたが、マラリアではなく食中毒か何かだそうです。(いまだに原因は分かってません。。。)
さて、タンザニアで生活していますと僕はよく食あたりになります。その多くが現地人が経営しているレストランの焼き鳥みたいな肉が充分に焼けてなかったり、生野菜が腐っていたり、、、原因はいろいろあります。
日本と比べてタンザニアはだいぶ不衛生な為(何よりお札が汚い! トイレで紙を使わない!)、高級ホテルの食事以外は気を付けなければいけません。
(タンザニアで有名な国立病院)
もし、万が一ひどい食あたり、もしくは食中毒になってしまった場合は、もちろん病院に行きます。
しかし、病院といえど注意しなければいけません! まず、間違った薬を処方される可能性があります。そして、注射される場合もナースのミスで変な薬を打たれる可能性があります。 なので、薬はなんの薬なのかよーく確認してからでないと本当危ないです。。。 (私もタンザニアで盲腸になった際、違う薬を打たれ全身に赤い点々が出来、死にかけました。)
(友人宅でいただいたおもてなし料理)
最後になりますが、アフリカはマラリアや黄熱病、HIVなど様々な病気があり、私の周りでもマラリアで人が亡くなった、HIVの為仕事が出来なくなった、という話はよく聞きます。
そんなアフリカ人と仕事をしていると思うことがあります。
それは、、、とにもかくにもアフリカ人は強い。(いろんな意味で!)
たしかに日本人よりは全然働きませんし、しょっちゅうサボったりしますが、マラリアにかかった次の日にケロっと職場に現れたり、同じ食事を食べ、私はお腹を下しているにも関わらず彼らは平気に動き回っている所を見ると、強いというかどんな体の構造なんだと思います。
それ以外にも、彼らの強さを感じることはいろいろな場面で発見します。そして、そういった生命力がこれからのアフリカ経済を押し上げていくのではないかとひしひしと感じる今日このごろです。