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アフリカでのビジネスシーンの出来事、生活の様子などを記事にしています。

寮での出来事

みなさん、タマリンド(tamarind)ってご存知ですか?

 

今シェアハウスにすごく元気で社交的なベルギー人の女の子が住んでいるのですが、

その子が木の枝?のような、なにかよくわらないものがたくさん入っている袋を持ってきました…。

その子に勧められるがままに食べてみることに。

 

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アフリカビジネス20150928002

 

 

え!?これ食べられるの!?

 

 

そんな私に「これはフルーツだよ。」と教えてくれましたがどうみても見た目は果物とは思えないものでした。

言われるがままは殻を割ると、中の実は乾燥した殻と比べてべたべた。

 

そしてすっぱ~い!私からしたらとても食べられたものじゃありませんでした。

 

 

そこで調べてみるとタマリンドとはトロピカルフルーツの一種だとか。

主にアフリカの熱帯が原産となっており、インド、東南アジア、アメリカ州などの亜熱帯および熱帯各地で栽培されるようです。

 

どうりで馴染みのない食べ物。初めて見ました。

そして何よりも本当にフルーツだったんだ…、と衝撃。

また、タマリンドは二種類あり、円形の形をした「ムカーム・テー」というものと茶褐色の「マカーム・ワーン」に分けられます。

今回ルームメイトが持ってきたのは「マカーム・ワーン」。“ワーン”は『甘い』という意味です。

 

 

私は甘いと感じませんでした。(笑)

 

ですが調べてみると案外沢山の料理に使用されているようで、

タイ料理のトムヤムクンに酸味付けとしても使われているようです。

タイではとても有名で、日本人が台所に味噌を日常に置くのと同じ感覚のようです。

 

日本のタイフェスでもタマリンドがそのまま袋入りで売られている光景を目にすることができるようです。

使用法は今説明したように料理の酸味料、食品添加物の増粘安定剤として用いられる他、ピクルス、シロップ、清涼飲料水に加工されるなど、利用範囲の非常に広い果実のようです。

 

また、フィリピンではマラリアに効果があるとして葉をタマリンド茶として用いるのだとか。すごいですね。

ちなみにルームメイトは買ったのではなくそこら辺の道端で摘んできたようです。(笑)

 

ただで手に入れたい方はそういう方法でも手に入りますが、衛生面を気にされる方はスーパーで購入することもできるので是非!

見た目は奇妙ですが、日本ではなかなか口にすることができないタマリンド、ぜひタンザニアで食べてみるのは如何でしょうか?