East Africa Sales Promotion

アフリカでのビジネスシーンの出来事、生活の様子などを記事にしています。

寮での出来事

みなさん、タマリンド(tamarind)ってご存知ですか?

 

今シェアハウスにすごく元気で社交的なベルギー人の女の子が住んでいるのですが、

その子が木の枝?のような、なにかよくわらないものがたくさん入っている袋を持ってきました…。

その子に勧められるがままに食べてみることに。

 

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え!?これ食べられるの!?

 

 

そんな私に「これはフルーツだよ。」と教えてくれましたがどうみても見た目は果物とは思えないものでした。

言われるがままは殻を割ると、中の実は乾燥した殻と比べてべたべた。

 

そしてすっぱ~い!私からしたらとても食べられたものじゃありませんでした。

 

 

そこで調べてみるとタマリンドとはトロピカルフルーツの一種だとか。

主にアフリカの熱帯が原産となっており、インド、東南アジア、アメリカ州などの亜熱帯および熱帯各地で栽培されるようです。

 

どうりで馴染みのない食べ物。初めて見ました。

そして何よりも本当にフルーツだったんだ…、と衝撃。

また、タマリンドは二種類あり、円形の形をした「ムカーム・テー」というものと茶褐色の「マカーム・ワーン」に分けられます。

今回ルームメイトが持ってきたのは「マカーム・ワーン」。“ワーン”は『甘い』という意味です。

 

 

私は甘いと感じませんでした。(笑)

 

ですが調べてみると案外沢山の料理に使用されているようで、

タイ料理のトムヤムクンに酸味付けとしても使われているようです。

タイではとても有名で、日本人が台所に味噌を日常に置くのと同じ感覚のようです。

 

日本のタイフェスでもタマリンドがそのまま袋入りで売られている光景を目にすることができるようです。

使用法は今説明したように料理の酸味料、食品添加物の増粘安定剤として用いられる他、ピクルス、シロップ、清涼飲料水に加工されるなど、利用範囲の非常に広い果実のようです。

 

また、フィリピンではマラリアに効果があるとして葉をタマリンド茶として用いるのだとか。すごいですね。

ちなみにルームメイトは買ったのではなくそこら辺の道端で摘んできたようです。(笑)

 

ただで手に入れたい方はそういう方法でも手に入りますが、衛生面を気にされる方はスーパーで購入することもできるので是非!

見た目は奇妙ですが、日本ではなかなか口にすることができないタマリンド、ぜひタンザニアで食べてみるのは如何でしょうか?

タンザニア・ダルエスサラームのアテンド企画を実施しました

先日、サバサバ(タンザニア国際商業見本市)の機会に、オンラインサロン企画で、タンザニアのダルエスサラームのアテンド企画を実施しました。

【金城拓真主催・アフリカ/途上国サロン】

https://synapse.am/contents/monthly/takumakinjo

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(タンザニア国際商業見本市・サバサバの会場の様子。)

アテンドレポート9

(日本企業17社が集まったジャパンパビリオン)

参加者は、普段、やり取りさせて頂いているサロンメンバー中心でサバサバは勿論、現地企業の訪問から、金城が理事を行う農業大学、ローカル市場視察まで、4泊5日間のスケジュールでダルエスサラームを案内させて頂きました。

催行中はバスでダルエスサラーム市内に似合わない綺麗なバスで移動し、凝縮したスケジュールになっていたかと思います。

アテンドレポート7

(東アフリカ最大規模の財閥企業を訪問。工場視察もさせて頂きました。)

アテンドレポート3

(農業大学にて。タンザニアの主力産業である農業や畜産について話を伺う。

タンザニアでは、まだ少ないブロイラー)

市内の様々な視察を行ったのは勿論ですが、今回、サバサバという機会でもあったため、タンザニアで現在活躍している企業・今後、近隣諸国などから本格的に進出しようとしている企業の状況が大まかに掴めたのではないのでしょうか。

商業見本市の期間は市内の渋滞があったり、特に今年はラマダンの期間と重なっていたりなどございましたが、サバサバと合わせてアテンド企画を催行出来て良かったと思っています。

アテンドレポート5

(夜も毎晩、休まることないスケジュールを組まさせて頂きました。写真はEASP一同とご飯を食べた夜。

この日は、外国人が集まるリゾート施設にて。)

今回のアテンドの企画につきましては、サロンのみの募集で一般募集は控えさせて頂きました。

参加者の中には、商材や事業計画書をお持ち込みされて、現地市場調査・事業の準備をされる方もいらしゃって、参加者同士の間でも良い刺激があったのではないかと思います。

アテンド企画が終了したあとに現地の小売り店等に営業のアテンドやちょっとしたアシスタントを担当させて頂いていたり、個別で近隣のケニアへ視察に行かれたり、サロンを運営している立場としては、こういった動きがとても嬉しいです。

今後もオンラインサロン関係では色々仕掛けていきたいですね。

現在はサロン内で、今回のサバサバ・タンザニアアテンド企画に関する詳細レポートを連載中です。

7月は東京でのオフラインイベント開催がないので、ほぼ日刊で更新中&新しい取り組みも行っています。

入会から初回5日間無料期間を実施中です。

アフリカ及び、途上国地域に興味ある方、是非チェックしてみて下さい。

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【世界へはみ出すサロン】

弊社代表の金城拓真、他豪華ゲストがアフリカビジネスについて語るサロンです。

5月から期間限定でガーナで教育支援をしている非営利団体エニジェ代表の矢野デイビットさんがゲストで入ってくれています。ビジネスと支援、双方の立場からアフリカ、及び途上国に対して公では中々言えないことまで語ります。

詳細はこちらから「世界へはみ出すサロン」

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(ディスカバー21出版)

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あるメロンパンのおはなし

この写真に写ってるのはインターン生なのにパン屋を始めた角南さんの売ってるメロンパンです。いろんなところでシェアされてるので、一部の方にはそんなに珍しくない写真かもしれません。

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なんで何度もこのメロンパンの写真が登場するのか?といいますと、角南さんはこのメロンパンであるとんでもないことをしてしまうからです。

メロンパンは当初、デリバリーに車を出すほどの売り上げがなく、角南さんはサンプルを持ってお店などを営業していました。そして新しい売り先を確保する際の交通手段として、タンザニアの公共バスを利用してました。これは経費削減のためです。一回の乗車賃は20円ほど。

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(パンの営業中の角南さん、みんな喜んでます。)

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(地元の日本人会の運動会で出店中の角南さん、ちびっこに人気だったとか?)

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(在タンザニア日本大使公邸でメロンパンをタンザニア人の来賓の方々に説明している角南さん)

大きな容器を持って公共のバスに乗ってくる、へんてこな日本の青年はすぐにバスの路線内で有名になります。

そのうち、「何をしているのか?」「なにを持ってるのか?」と常連客は聞いてきます。

そのときにパンを出すわけです。

そしてサンプルとしてあげます。

最初はみんな、疑心暗鬼です。

へんてこな日本の青年におもむろに見たこともないメロンパンを渡され、試食してみろって言われるからです。

でも、一回、二回食べてみて、甘くて柔らかい(そんなパンはアフリカにないです。)メロンパンがとんでもなくみんなおいしい事に気付きます。

そして最終的には購入してくれる人も現れます。

小さいですが、営業成功ですね。

そこまでは普通のお話。

メロンパンの営業の目的は公共のバス内で売るのではなく、

お店に卸すのが本来の目的なので、バス内のお客様はそこまで重要ではないです。

角南さんもお付き合い程度でパンを売りさばきます。

実は、角南さんは悩みがありました。「営業費」としてカットしたい部分があります。

それはズバリ「交通費」です。

一回20円とは言え、利益率の低いパンにとっては、削減できるところはとことん削減したい。

そこで角南さんは考えました。

「そうだ!乗車賃をメロンパンで払おう!」

有言実行の日本の青年、角南さんはそれを実施します。

幸い、車内ではメロンパンはすでにヒット商品。バスの集金係のお兄さんも快くオッケーしてくれた。

これで、

角南さんはアフリカで一番最初にメロンパンでバスの乗車賃を払った日本人になりました。

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(パンのサンプルを配る角南さん)

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サバサバ見本市の時期が始まります!

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ここ数年(正確には3年)の恒例行事になりつつあります。

そして毎年EASPのファミリーもでかくなってます。

これも皆様のおかげです。

今年は日本からはビジネスだけではなく、日本の文化も広めていきます。

頑張りますので宜しくお願いします。

インターンの生活の話し:新しい習慣

最近インターン生の中で体を鍛える事が流行ってます。

毎朝、海まで走ってるみたいです。

その後一日中働くのに良く体力がもつなーと感心してしまいます。

そして、朝ランの一つの楽しみが朝陽を拝むことと、バジャージで帰ってくることです。

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(朝陽と海は最高の組み合わせ)

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(帰りはみんなで仲良く三輪バイク)

鍛えてるのかただ単に遊びに行ってるのか、ちょっと判断がつかないですが、ま、仕事に支障はないのでよしとします。

ブログでは絶対に言えない国際教育の話【イベントレポート】

『途上国ビジネス×国際協力 ブログでは絶対に言えない生対談』イベントレポート

5/25と5/28の、弊社代表の金城と、ガーナで教育支援をする一般社団法人Enijeの代表である矢野デイビットさんと対談イベントを開催しました。

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(5/25のイベント。この日は、金城がメインで今までのアフリカでの経験を語った。)

5月、6月に弊社では、東京都内でのイベントを3回、開催しました。

その中の1つのイベントのタイトルは、「途上国ビジネス×国際協力 ブログでは絶対に言えない生対談」

当日券も含め完売になり、沢山の方にご来場頂きました。

アフリカで約10年間事業を展開し、ビジネスという立場から支援というものを見ている金城と、自身で支援団体を運営し、支援という実情の表も裏も見ているデイビットさんとのトークセッションがメインコンテンツでした。

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【矢野デイビットさん】

ガーナで自立教育支援をする一般社団法人Enije代表。

建前は一切なしで、ひたすら赤裸裸に、一般的には公で語られないタブーにも切り込み、「本当の意味でアフリカのことを考えた事業・支援とは?」という答えのない議論を究極的まで掘り下げました。

前半に、NPOやNGOの活動の具体的な事例を用い、その支援は現地の人たちの生活にどういった作用をもたらしうるか等を説明した上で、「途上国地域における資本主義はこれからどうなるか?」「先進国に生まれた我々が途上国の人たちと、どう関わるべきか」「社会事業での助成金について」等、約2時間に渡り、赤裸裸なトークセッションが繰り広げられました。

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【金城拓真】

津梁貿易株式会社・East Africa Sales Promotion代表。アフリカ9カ国に渡り、様々な事業を展開している。

▼全部は、ここでは書けないのですが、対談の一部分だけシェアします。

以下トークセッション冒頭部分より一部抜粋。(敬称略)

医療系NGOを拒んだアフリカの人たち

デイビット:

とある某医療系のNGO団体の活動があって、現地で話を聞きに行ったことがあるんです。そこで、現地の人は「今度○○っていう無償で医療を提供してくれる団体がうちに村に来るんだけど嫌でよー」というんです。けど、僕は「そんなNGO、正義の象徴じゃん!」くらいに思ってたので、どういうことか話を聞かせてくれ、と聞いてみたんです。

そうしたら、返ってきた返答を聞くと、○○という村に医療系NGO団体が2年間、無償で医療を提供していたらしいんです。

2年間たっている間に何が起きたかというと、彼らは薬も無償で提供するから村にあった薬局も潰れた、医者もいなくなった。医者は儲かる商売じゃなくなってしまったので、皆辞めてしまった。でも、2年後、NGOは村を離れてしまうんです。

すると、その後、ここには医者もいない、薬も手に入らなくなる、「悲劇以外の何ものでもない」とまで言うんですんね。

金城:

そういった状況は、凄いよく分かります。

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(開演前。打ち合わせの一コマ。)

アフリカや途上国に、先進国(西洋の価値観)を持ちこむことは間違っている?

デイビット:

資本主義が、本当に人を幸せにするのかどうかってぶっちゃけあるじゃないですか。

その一方で、NGO関係の友達とかと、話してバチバチのバトルになる話題なんですけど、「そもそも我々がアフリカに行くことがそもそも間違っている」という意見を言う方もいるんです。

我々が、現地のアフリカに入っていって、「○○を○○すればビジネス出来るようになるよ」とか「○○を勉強したほうがいい」、「日本のこういったところを学ぶともっとよくなるぞ」とか言うのは、間違っているという意見を言う人たちもいるんです。

競争を生み出しているだけなんだということです。彼らには彼らの幸せがあって、そこに我々のエゴの押しつけることは、彼らの良さが死んでいくだけなんだというんですね。

ただ、僕はここに少し違和感もあって、更に一歩ドライな考え方をすると、資本主義がアフリカに行き渡るのは、正直、時間の問題ですよ。これは絶対に止まらないです。

今こうやって資本主義が日本にも育って、「幸せって何だろう」であったり、「たった一度の人生において、自分らしく生きるって何だろう」ここ5年とか10年ですよ。その前までは皆競争していたじゃないですか。

それがDNAに刻み込まれて、3代先くらいになってちょっと待ておかしくないかって、今の日本みたいになると思うんですよ。ならない場合もあるんですけど。

同じような流れはアフリカでも止められないんです。じゃあ大事なことは何かというと彼らにあった、本当の方法を一緒に学んで行かない? 自分の知ってることを言うから、君たちが一番良いと思うことも言ってみて、ここで一番いい方法を一緒に探してみない?というのが僕は凄い大事だと思っています。

金城:

今、資本主義というテーマになったので、ふと思い出した話がありまして、アマゾンで魚をとっているおっちゃんがいたという話なんですけど。

どういった話かというと、金融街かなんかから来た人間と、そのアマゾンの漁師がこんなが、こんな会話をするんです。

「おっちゃん、今午前中だけ働いているけど、午後遊んで暮らしているけれど、俺の言う通りにすれば、めっちゃ人生良くなるよ。」

漁師「え、どうするの?」

金融マン「まず、朝だけじゃなくて夕方まで、働らきなさい。食べない分はマーケットで売りなさい」

漁師「マーケットで売っても、金しか入らないでしょ?」

金融マン「そのお金で二席目を買って、もっと儲けて10席に増やすんだよ。」

漁師「十席にしてどうするの?」

金融マン「会社を作るんだよ。」

漁師「会社つくってどうするの?」

金融マン「船を100席にするんだよ」

漁師「100席にしてどうするの?」

金融マン「IPO(株式公開)して、お金が入って来て、結果的に遊んで暮らせるんだよ。」

そして、最後に漁師が、「なんだ、今とやっていることあんまり変わらないね。」というのが、この話のオチなんです。

資本主義の原動力は欲ではなく恐怖

金城:

結構、有名なオチなので、聞いたことある方はいらっしゃるかと思います。

しかし、僕、この話が凄い怖くて、もし、隣の別の漁師が、この金融街から人の言う通りに事業を興したら、この話を断った漁師のマーケットは失われるんです。

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(5/28. 途上国ビジネス×国際協力。非常に盛り上がり、登壇者と参加者との間でも活溌な議論が展開された。)

資本主義を突き動かしているのは、「欲」と言われがちですが、僕は「恐怖」だと思っています。

ちょっと表現違うかも知れませんが、デイビットさんもアフリカにおける資本主義のあり方みたいなものに似たようなこと感じているということですよね。

上記の導入部分からトークセッションは約2時間に及び、様々なぶっちゃけ話が展開されました。

『ブログでは絶対に言えない生対談』というタイトルでイベントを企画しましたが、ここまで、公に出来ない話になるとは思っていなかったというのが、正直なところ。

今回のブログで取り上げた、対談の前半部分も含め、金城や矢野デイビット

イベント会場には、アフリカ地域の開発等に従事する企業の方も複数名いらっしゃっていて、そういった方とも意見をぶつけ合え、非常に濃密な会になりました。

こういったビジネスをしている人間と、開発援助や支援の分野が交わり、深い議論まで出来る場は、今まであまりなかったと思っていて、そういった場を作れたことは、企画側としても、とても嬉しかったです。

イベントのトークセッションは、全日程分、弊社主催のアフリカ、及び途上国をメインにフォーカスしたサロン

http://synapse.am/contents/monthly/takumakinjo

にて、全て動画公開しています。

一般公開ではなく、メンバー限定にしていますのは、会場に来て下さった方に申し訳ないということと、正直一般公開しずらい内容が多く含まれていますので、メンバー限定で動画視聴を出来るようにしています。

■5/25『アフリカビジネスの可能性とリスク』

■5/28『ブログでは絶対に言えない国際協力の話』

■6/10『アフターパーティー&事業プレゼン会』

また、その他、過去に行ったイベントのアーガイブも全て視聴できます。

サロンメンバー向けの企画等、積極的に行っていて、最近は今まで以上に、参加されている方と活溌な議論・やり取りが出来ていて、質の高いコミュニティになっています。

また、引き続き、期間限定で矢野デイビットさんをゲストに迎えて、普段はビジネスネタが中心のサロンですが、最近はNGOや国際協力の話題も混ぜ、ガチトーク継続中です。

入会はこちらから→http://synapse.am/contents/monthly/takumakinjo

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今回、3日間を通し、本当に多くの方にご来場頂き、有難うございました!

次回、開催の際は、是非、またよろしく御願い致します。

インターンなのに南アフリカ出張にいってきました。その③

こんにちは!インターン生の森です!

前回の記事では、見本市の簡単な様子を紹介しました。

今回が見本市の後編で、出張記事の最終章です!

僕に取って、セキュリティー業界、もっと言えば見本市はとても新しい世界でたくさんの発見や驚きがありました。

例えば、このバーコードシステムです。今回アテンドをしている会社の方が言うには、見本市では当たり前だそうですが、みなさんはご存知ですか?

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正解は、このバーコードを読み取ると個人情報が入手出来ると言う事です!受付で、氏名、年齢、会社名、電話番号、メールアドレスなどを伝えて受付を完了すると、このバーコード付きのネームカードがもらえます。これを出展者が持っているバーコードリーダーでぴっと読み取ると、来場者の情報が簡単に入手出来るのです。これならいちいち情報を交換しなくても良いですし、時間の削減にもなりますね。

また、アフリカといえども様々な国から最先端の技術やシステムを用いたセキュリティーも持ち込まれていました。

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これは工場などで使う監視カメラで、プログラムを用いる事で自動で一定の動きをしてくれます。これならカメラで見えない所はほぼ無くなりそうですね。

しかし、やはりガードマン文化がまだ根強いアフリカでは、こんなものもまだまだ使われています。

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実弾をも防ぐアームプロテクターです。実弾をもこのプロテクターなら防いでしまいました。他にガードマンがちゃんと活動しているかを確かめるセンサーみたいなものもありましたが、なんだか本末転倒だと思いました 笑

まだまだ市場が開拓されていないアフリカ。今は小さなセキュリティー市場ですが、これからどんどん大きくなって行く事が予想されます。出展者も来場者もほぼ欧米企業と中国企業だったのが今のアフリカ市場を物語っています。せっかく日本も高い技術とクオリティーをもっているので、どんどん参入して欲しいと思いました。

なにはともあれ、いろいろ学ぶ事が多かった南アフリカの見本市でした!

そして次回はいよいよタンザニアの見本市の準備が始まります。

去年の様子はこちらで見れます!

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アフリカビジネスのチャンスに溢れる国際商業祭「サバサバ」の魅力

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【世界へはみ出すサロン】

弊社代表の金城拓真、他豪華ゲストがアフリカビジネスについて語るサロンです。もちろん交流、質問もサロン内では大歓迎です。

5月から期間限定でガーナで教育支援をしている非営利団体エニジェ代表の矢野デイビットさんがゲストで入ってくれています。ビジネスと支援、双方の立場からアフリカ、及び途上国に対して語ります。

詳細はこちらから「世界へはみ出すサロン」

世界へはみ出すー2013/5/29

(ディスカバー21出版)

世界へはみ出す サロン