発展を続けるタンザニアの中古車市場
今まで、タンザニアでは、
ほとんどの人が日本から輸入された車を買い、
ボロボロになるまで乗りつぶしていました。
しかし、ここまで車が増えると、
やはりタンザニア国内で一度運転された車が
国内中古車として流通し始めます。
ダルエスサラームには、
輸入されたもの、そして、タンザニアで使われた車が集まるオークション会場があります。(日本のオークションとは違います。)
国内中古車は、価格が1割~3割程輸入車に比べて安いですが、
モノによっては、1/4以下の値段の物もあります。
タンザニアには、日本のような大手買取業者や、それをまとめる機関などはありません。
理由は、状態が非常に悪い場合がある、偽物のパーツが使われている場合がある、しっかりしたメンテナンスがされていないなどの理由があり、
値決めが非常に難しいのです。
価格が安いのは確かですが、
こちらの車は非常にリスクがあります。
ある車は、三菱車にトヨタ車のエンジンが搭載されています。
動くのは動くのですが、この状態をどのように評価するか、
非常に難しい判断です。
ただ、タンザニア国内の中古車は増えるのは確実です。
そこに新しいマーケットを見つけ出すと、非常におもしろそうですね。