タンザニアは意外と働き者?
EASPは年末年始、日本人スタッフはそれぞれバラバラの地域にいました。
わたしは、元旦(こちらでもNew Year Dayという祝日)を、
ダルエスの自宅で過ごしました。
タンザニア人も、こういう日は、自宅で家族と過ごしたり、親戚を呼んでパーティーをしたり、田舎に帰ってゆっくり過ごします。
タンザニア経済は、マクロで見ると、
年末(クリスマス前位)から3月くらいまでは、停滞の時期に入ります。
しかし、実はそうでもない場面もあるのです。
例えば、今私が住んでるマンションの横は建設中のマンションです。
元旦、いつもより少し遅めに起きたのですが、
その朝は元旦だけあって、どうしたんだ、というくらい静かです。
工事の音もなければ、車の音もない、人の話し声さえ聞こえない午前でした。
しかし、お昼を過ぎると、「ザックザック」という音が聞こえてきました。
横のマンションを見ると、なんとマンションにブロックを重ね、セメントでくっつけながら壁を作っていたのです。
ショッピングモールが仕事をするならわかるのですが、
まさか工事も休みなくするとは予想外でした。
(これは建設中(取り壊し中ではありません)元日から、この中でせわしなく工事が行われていました)
他にも、近くの売店はもちろん、ペンキ屋、鉄材屋も開き始めました。
人通りは普段の30%もないくらいですが、店はしっかり開いていました。
(奥に見える店が元日から開けているペンキ屋です。)
彼らが意図を持ってやっているのか、
普段通りにやっているのかは不明ですが、
みんなが休んでいる時に工夫して動いておけば、
何かしら成果が出るものだと思います。
タンザニア人に改めて勉強させてもらったと同時に、
2013年への決意を新たにした元旦を過ごすことができました。